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唐招提寺 Toshodai-ji Temple

撮影日
2007-02-11
2001-08-15

 

唐招提寺 南大門 Toshodai-ji Nandai-Mon ( Main gate )

唐招提寺 南大門 Toshodai-ji Nandai-Mon ( Main gate )

天武天皇の皇子、新田部親王の旧邸地を賜って建立されたのがはじまりです。759年建立。寺名は唐の国から来朝した鑑真和上の招提(御仏のもとに修行する人たちの場=寺院)という意味です。南大門は鑑真和上千二百年遠忌を機とする寺院復興事業として天平様式に再建されたものです。

 

戒壇 Kaidan

戒壇 Kaidan

戒壇とは僧侶になるための授戒の儀式を行なう壇のことです。754年、同じく鑑真が東大寺に設けた戒壇としばしば対比されます。外構は失われていますが、その厳粛さはひしひしと伝わってきます。

 

講堂 Kodo ( Lecture Hall )

講堂 Kodo ( Lecture Hall )

講堂は平城宮からの移築です。現存する平城宮の建築物は、この講堂のみですので、その文化的価値は非常に高いと考えられます。堂内には、本尊の弥勒如来(鎌倉時代)および、持国天・増長天が安置されています。

 

宝蔵 Hozo ( storehouse )

宝蔵 Hozo ( storehouse )

隣接する北隣には宝蔵があり、同じ校倉造の国宝建築です。校倉造といえば東大寺正倉院の正倉が有名ですが、ここの校倉造はそれよりも古い最古のものといわれています。唐招提寺の創建以前ここにあった新田部親王邸の倉を改造したものとされます。

 

鑑真和上御影堂 Miei-do

鑑真和上御影堂 Miei-do

この御影堂は興福寺旧一乗院門跡の遺構を復原移築したものです。この奥には鑑真和上の尊像が安置されていますが、6月6日の開山忌前後の3日間のみの公開です。

 

鑑真和上御廟 Gobyo ( Grave of Ganjin)

鑑真和上御廟 Gobyo ( Grave of Ganjin)

御影堂の東隣、東門近くのひとしお清淑な場所に小門があります。その門をくぐり、小さな池をこえた奥に、鑑真和上の御廟がひっそりとありました。
 鑑真(688-763)
律宗の開祖。日本の学問僧の要請に応じて5回の渡航失敗と失明にも負けず、753年来日。

 

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データDeta /アクセスAccess

山号 なし
寺号 唐招提寺
別称等 建初律寺
所在地 Address 奈良県奈良市五条町13−46
宗派 律宗
寺格 総本山
本尊 金堂:乾漆廬舎那仏像(国宝)
講堂:弥勒如来像
創建 Since 天平宝字3年(759年)
開山  
開基 鑑真(過海大師)
札所等 大和北部八十八ヶ所霊場 第26~27番
神仏霊場会(奈良県 鎮護の道 第24番)
文化財等 (国宝建築)金堂 講堂 鼓楼 経蔵 宝蔵
(世界文化遺産)古都奈良の文化財
URL 唐招提寺
http://www.toshodaiji.jp/index.html

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