 |
(1)JR諫早駅集合 スタート
毎年、真夏の最も暑い時期に行われてきた長崎街道巡検も、今回で3度目と相成りました。諫早駅(長崎県諌早市)に集合して大村まで目指します。 |
諫早市は、かつては伊佐早とも書かれ、佐賀藩の家老、諫早家の領地でした。市内には、日本で最も短い一級河川と言われている本明川が流れており、諫早家の墓所や居館跡などがあります。また、長崎方面と島原方面との交差点にも位置しており、長崎街道をはじめとするこの地域の交通の要所でした。諫早駅周辺には、かつて、長崎街道の長崎より数えて4つ目の宿場町の【永昌宿】がありました。 |
|
(2)諫早市内を歩く |
 |
街道は市街地をぬけて、、 |
徐々に田舎道に
なっていきました。 |
 |

途中にあった長崎街道を示す道標 |

これらの道しるべは、
旧街道沿いの至る所にありました。 |
|
(3)破籠井 |

諫早市の破籠井(わりごい)付近にて
|

【休憩】 |
ここで一休みして山道に備えます。これから先は、江戸時代当時のままの道がつづきますが、かなり険しいものです。
長袖・長ズボンで重装備し、腕や顔、首などには虫除けスプレーをかけて万全の態勢で挑みます。とにかく、やぶ蚊やクモの巣が行く手を阻むところなので、注意が必要です。 |
|
旅日記1【諫早市内】
「諫早駅から出発して、すぐに長崎街道の看板みたいなものを発見。今まであまり気に留めて見た事がなく、改めてじっくり見ると結構新したっかです。現代人が立てたものでしょう。」 |
|
【永昌宿】
(えいしょうじゅく)長崎より3番目の宿場町。矢上宿から3里半、大村宿へ3里のところにある。長崎街道は永昌で分かれ、多良から佐賀へ向かう諫早浜(多良)街道、有喜から島原城下へむかう島原街道などになる。 |