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総見寺(摠見寺) Soken-ji Temple

撮影日
2006-05-01
2002-08-09

 

「安土城内にある本格的な仏教寺院」

 

二王門

総見寺は、織田信長によって築かれた安土城内にある本格的な仏教寺院です。城下町から百々橋口を通って安土城内へと続く道の途中にあるため、多くの人がこの境内を通って、信長の所へ参上していったことが記録に残っています。木造の金剛二力士像は、応仁元年(1467)の作で、重要文化財に指定されています。

 

三重塔

総見寺へは安土城の天守閣跡へ登った後、大手道経由と別のルート(百々橋口へ)で帰る途中にありました。人の往来は全くなく、ひっそりとしていて、正直かなりコワかったです。

 

本堂跡

総見寺の伽藍だけは、本能寺の変の直後の安土城の火災においても類焼を免れることができました。しかし、江戸時代末(嘉永7年・1854)に惜しくも焼失してしまいました。現在の本堂は、大手道脇の伝徳川家康邸跡にあります。

 

< 007 岡寺009 方広寺>

データDeta /アクセスAccess

山号 遠景山
寺号 総見寺
別称等 摠見寺
所在地 Address 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6367
宗派 臨済宗妙心寺派
寺格  
本尊  
創建 Since 天正年間(1573-1591)
開山 (伝)剛可正仲(岩倉城主織田信安三男)
開基 織田信長
札所等 江州三十三観音25番
文化財等 特別史跡 安土城跡
(国指定重要文化財)三重塔、二王門、金剛力士立像、鉄鐔(重要文化財)
URL  

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