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  • 166-2開運門

    【本圀寺】別名を赤門といいます。文禄元年(1592)に加藤清正が寄進した山門で、平成8年に修復して現在に至っています。清正は開運勝利の神様「せいしょこさま」として尊崇されているそうで、その清正が建てたこの門を題目を唱えながらくぐると運が開けるといわれていることから、開運門とよばれています。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-3中門

    【本圀寺】金の金剛力士像が左右に控えています。このお寺は金がふんだんに使われた建物がこの他にも多く見られます。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-4本堂

    【本圀寺】本堂とは、そのお寺の本尊をまつっている建物のことです。本堂前の灯籠も金色です。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-5鐘楼

    【本圀寺】台座には、鬼子母神十羅刹女と「くみょうさま」がまつられています。「くみょうさま」とは法華経陀羅尼品の中の「九名皐諦女さま」のことです。天文5年(1536)の大火の時に、炎と煙の中で体をねじって姿を現したといわれており、その時の姿をまつっているそうです。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-6大梵鐘

    【本圀寺】文禄2年(1593)に関白秀次の生母(秀吉の姉)村雲瑞龍院の寄進されたものです。瑞龍院は文禄5年(1596)に本圀寺で得度しました。滋賀県の近江八幡にある日蓮宗唯一の門跡村雲瑞龍寺の開山です。この大梵鐘は、高さ八尺(240cm)直径五尺(150cm)あります。黄門様で有名な水戸光圀は山号の大光山と寺号の本圀から一字ずつ取って付けたといわれています。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-7本師堂

    【本圀寺】閻浮第一立像釈迦牟尼世尊という仏像がまつられています。法華宗の開祖日蓮が亡くなる時に本圀寺の二代目、日朗聖人に授けられて以来、このお寺でまつられています。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-8清正宮

    【本圀寺】加藤清正の女(瑶林院)が建立したといわれています。加藤清正の廟です。

    (京都府京都市山科区)

  • 166-9経蔵

    【本圀寺】一切経(仏教のすべてのお経)を納めてある蔵です。中は、引き出しの付いた八角形の輪蔵があります。題目を唱えながら一回転すると一切経を読んだのと同じ功徳があるといわれています。

    (京都府京都市山科区)

  • 【山科疏水の道1】

    167-1小関越え

    【山科疏水の道1】大津から山科京都へぬける東海道が逢坂の関を通っていたのに対し、間道として利用されていたのがこの小関越えの道です。逢坂の関を大関と呼ばれていたのに対して小関と呼ぶようになったという説と逢坂の関以前に存在していたため古関と呼ばれていたことからこの名が付いたという説があります。

    (京都府京都市山科区)

  • 167-2第一トンネル西口

    【山科疏水の道1】第一トンネルは当時日本最長のトンネルでした。両端から掘り進めるのと同時に山の上から竪坑を垂直に二本掘って、そこからも掘り進める方法で工事をしました。長さは2436mあります。ここから蹴上付近までの疏水沿いの道は「山科疏水の道」という散策路となっており、地元の人をはじめ多くの人が散歩や観光に訪れています。

    (京都府京都市山科区)

  • 167-3廓其有容

    【山科疏水の道1】「かくとしてそれかたちあり」と読みます。山縣有朋の揮毫によるものです。第一トンネルの西口にあります。「広大な自然は穏やかでゆったりとしている」という意味だそうです。

    (京都府京都市山科区)

  • 167-4藤尾橋

    【山科疏水の道1】一号橋。昭和46年8月竣工。第一トンネルの西口付近にあります。橋は当時のものではないようですが、よくみると橋げたの下にだけレンガが見られます。最初に架けられた時のものと推測できます。

    (京都府京都市山科区)

  • 167-5四ノ宮の船溜り

    【山科疏水の道1】昭和30年代ころまでは、近隣の小中学校の水泳場としても利用されていたそうです。奥に見えるのは諸羽トンネルです。

    (京都府京都市山科区)

  • 167-6旧流路

    【山科疏水の道1】JR湖西線の拡張工事に伴って、流路の変更がなされたため、諸羽トンネルをつくりました。諸羽トンネルができるまでは、疏水はこの付近を流れていました。

    (京都府京都市山科区)

  • 167-7諸羽トンネル西口

    【山科疏水の道1】ここも船溜になっています。

    (京都府京都市山科区)

  • 168-1安朱橋

    【山科疏水の道1】4号橋。平成12年6月竣工。毘沙門堂へはこの橋を渡っていくことになります。

    (京都府京都市山科区)

  • 168-2安祥寺川水路橋

    【山科疏水の道1】写真に写っているのは安祥寺川です。疏水は、写真の橋の上を流れています。川を交差させている橋です。

    (京都府京都市山科区)

  • 168-3洛東高校

    【山科疏水の道1】隣接する北隣には宝蔵があり、同じ校倉造の国宝建築です。校倉造といえば東大寺正倉院の正倉が有名ですが、ここの校倉造はそれよりも古い最古のものといわれています。唐招提寺の創建以前ここにあった新田部親王邸の倉を改造したものとされます。

    (京都府京都市山科区)

  • 168-4安祥寺橋

    【山科疏水の道1】6号橋。渡った先に安祥寺があります。

    (京都府京都市山科区)

  • 168-5安祥寺

    【山科疏水の道1】山号は吉祥山。高野山真言宗。嘉祥元年(848)に入唐僧、恵運によって創建されました。発願したのは仁明天皇女御で文徳天皇の母、藤原順子です。

    (京都府京都市山科区)

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