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2019-11-11 2019-11-11

グラバー(Thomas Blake Glover)

Glover:(1836.06.06 - 1911.12.13)幕末に長崎で活動した商人

ジャーディン・マセソン商会の長崎代理店として来日の二年後に「グラバー商会」を設立しました。グラバー商会は、坂本龍馬が設立した「亀山社中」とも取引を行いました。

【基本データ】

名前

Thomas Blake Glover

(トーマス・ブレーク・グラバー)
生没年 1838.06.06 - 1911.12.13
生誕地

Fraserburgh, Aberdeenshire, Scotland

スコットランド、アバディーンシャー、フレーザーバラ

死没地

東京

官位 勲二等旭日重光章
墓所 坂本国際墓地(長崎市)

家族

(主な人物)

父: Thomas Berry Glover(1等航海士)

母:Mary

妻:グラバー・ツル

子:梅吉、倉場富三郎、ハナ

【生涯】

スコットランド(イギリス)のブリッジ・オブ・ド-ン生まれ。

1859年、長崎にやってきて、グラバ-商会を設立し貿易業を営む。日本人妻ツルを娶り、倉場富三郎とハナの二人の子に恵まれた。また、ジャパン・ブルワリ・カンパニ-の設立にたずさわって「キリンビ-ル」を発売した。のちに三菱合資会社に招かれて顧問となる。

ジャーディン・マセソン商会の長崎代理店として来日の二年後に「グラバー商会」を設立。グラバー商会は、薩摩藩、長州藩、土佐藩などと取引し、利益を得ました。その間、坂本龍馬が設立した「亀山社中」とも取引を行い、竜馬とも親交があった。

 

< 010 桂小五郎011 倉場富三郎 >

@グラバー園(長崎県長崎市)

グラバー像

存在感のある胸像。グラバーの邸宅があった周辺はグラバー園として長崎観光の定番スポットになっている。

英国人トーマス・ブレーク・グラバーは安政6年(1859)長崎に来て、貿易業を営むかたわら近代的な造船・掘炭・製茶などの事業をおこしわが国産業の発展に貢献した。その間特に薩長土肥の諸藩に協力して明治維新の大業に寄与した。その偉功により勲二等旭日章を授けられ明治44年(1911)73際で永眠した。ここに鏡像を建てその功績を永く顕彰する。 昭和36年10月 長崎市長 田川 務

Thomas Blake Glover, a Scots man came to Nagasaki in 1859. While dealing principally in trade, he engaged in the opening of modern industries. He also contributed in establishing the Imperial Meiji Restoration Government. For these meritorious deeds, he was awarded the Second Class Order of the Rising Sun. In 1911, at the age of 73, he was laid to eternal rest. This monument is erected in honour of his meritorious deeds. October 1961, Tsutomu Tagawa, Mayor of Nagasaki City.

グラバー胸像の碑文

 

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