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 トップページシリーズ長崎県の歴史出島オランダ商館跡 0410出島オランダ商館跡
長崎県の歴史シリーズ

出島オランダ商館跡
所在地
 長崎県長崎市出島町6-3
→路面電車 電停「出島」下車すぐ
歴 史
 江戸時代、鎖国政策で長崎に造られた人口の島。初めは、ポルトガル人、後にオランダ人の居留地となりました。広さは、約1.3ヘクタールです。現在は埋め立てられましたが、旧状を取り戻そうとする取り組みがなされており、将来的には、出島の全貌が復元されることになるとの事です。寛永13年(1636)に築造されました。それ以来、安政6年(1859)まで鎖国時代の日本において、唯一西洋に開かれた窓口として大きな役割を果たしてきました。
付近の歴史スポット
大浦天主堂 教会建築としては唯一の国宝
外部リンク
長崎遊楽(出島のページ) 出島の誕生人々の暮らし、その後。
甦る出島 出島の歴史、姿を解説。
リンク募集
発掘が進む出島 ヘトル部屋 新石蔵 出島資料館
発掘が進められています。出島の全貌が明らかになり、完全復元までは時間がかかるかと思いますが、楽しみにしたいです。 ヘトルとはオランダ商館長の次席(つまりナンバー2)のことです。この建物は、そのヘトルが暮らしていたところです。ちなみに商館長はカピタンといいます。 現在は、出島シアターとなっており、当時の西洋との貿易の様子や、出島でのオランダ商館員たちのの暮らしぶりなどが紹介されています。
1階は休憩室として利用されています。出島の敷地内ですが、建設は明治36年でイギリス人のリンガーによるものです。現在の建物は平成12年(2000)に復元されたものです。この2000年は日蘭交流400周年で記念イベントが多く行われました。長崎に暮らす外国人と日本人との親交の場として利用されていました。この集まりは長崎内外倶楽部といいます。
旧出島神学校 表門 水門跡 一般船頭部屋
旧出島神学校の建物です。保存・修理され現在は出島史料館の本館として利用されています。明治10年(1877)に建てられました。 出島唯一の出入り口、表門です。平成2年(1990)に長崎市制100周年記念に復元されました。探番とよばれる幕府の役人が常駐して、出入りを厳しく監視していました。 発掘によって姿を表した水門。出島を囲む石垣の一部です。オランダからもたらされた物資は、ここを通って出島へもたらされていましたので、まさしくこの場所が唯一西洋との接点となった場所でした 室内は家具や生活用具まで忠実に復元されています。その中には当時のオランダ人の愛読書なども飾られています。スウィフト作『ガリバー旅行記』やフェヌロン作『テレマクスの冒険』、また『ロビンソン親子の冒険』などです。また、オランダ船の船長と事務官の部屋が2階にありました。1階は土間になっており、倉庫として砂糖・秤・木炭などの収納に使われていたそうです。
0409島原武家屋敷 0411浦上天主堂
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