発掘が進められています。出島の全貌が明らかになり、完全復元までは時間がかかるかと思いますが、楽しみにしたいです。 |
ヘトルとはオランダ商館長の次席(つまりナンバー2)のことです。この建物は、そのヘトルが暮らしていたところです。ちなみに商館長はカピタンといいます。 |
現在は、出島シアターとなっており、当時の西洋との貿易の様子や、出島でのオランダ商館員たちのの暮らしぶりなどが紹介されています。 |
1階は休憩室として利用されています。出島の敷地内ですが、建設は明治36年でイギリス人のリンガーによるものです。現在の建物は平成12年(2000)に復元されたものです。この2000年は日蘭交流400周年で記念イベントが多く行われました。長崎に暮らす外国人と日本人との親交の場として利用されていました。この集まりは長崎内外倶楽部といいます。
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旧出島神学校の建物です。保存・修理され現在は出島史料館の本館として利用されています。明治10年(1877)に建てられました。 |
出島唯一の出入り口、表門です。平成2年(1990)に長崎市制100周年記念に復元されました。探番とよばれる幕府の役人が常駐して、出入りを厳しく監視していました。 |
発掘によって姿を表した水門。出島を囲む石垣の一部です。オランダからもたらされた物資は、ここを通って出島へもたらされていましたので、まさしくこの場所が唯一西洋との接点となった場所でした |
室内は家具や生活用具まで忠実に復元されています。その中には当時のオランダ人の愛読書なども飾られています。スウィフト作『ガリバー旅行記』やフェヌロン作『テレマクスの冒険』、また『ロビンソン親子の冒険』などです。また、オランダ船の船長と事務官の部屋が2階にありました。1階は土間になっており、倉庫として砂糖・秤・木炭などの収納に使われていたそうです。 |