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 トップページシリーズ国宝建築北野天満宮 0611北野天満宮
国宝建築
北野天満宮
 11 神社 Kitano Tenmangu Shrine |
所在地 京都府京都市上京区馬喰町
交通 JR京都駅から市バス「北野天満宮前」・京福電鉄北野白梅町駅
コメント 祭神は学問の神として有名な菅原道真。ここは「北野の天神さん」として親しまれています。藤原氏の陰謀で大宰府に左遷された菅原道真の死後、都ではその怨霊がでるとうわさされていました。実際、天皇の死など不幸が続き、人々は道真の霊を鎮めるためにこの神社を造営したといわれています。本殿は国宝に指定されています。
国宝建築 本殿、石の間、拝殿及び楽の間


国宝
【本殿、石の間、拝殿及び楽の間】
本殿、石の間、拝殿及び楽の間
種 別 神社
建 築 慶長12年(1607)
国宝指定 昭和34年6月27日(1959.06.27)
所在地 京都府京都市上京区馬喰町
所有者 北野天満宮
構造形式
特 徴
北野天満宮の祭神は菅原道真です。大宰府に左遷されて二年後になくなり、死後は怨霊となって京都に災いをもたらしたとされていますが、もともと道真は、奈良時代からの学者の家柄に生まれ、自身も文章博士となっていた関係で、江戸時代以降は、寺子屋などでの教育の際、学問・芸道の神として崇められるようになりました。現在でも多くの受験生の信仰を集めており、参拝者が絶えません。拝殿や本殿などを含む社殿は、拝殿と石の間で繋がっており、楽の間とともに国宝に指定されています。この拝殿と本殿を石の間でつなぐ建築様式は八棟造(やつむねづくり)とよばれ、この北野天満宮の社殿が最も代表的な例です。後の権現造(ごんげんづくり)の原型となったものです。
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