「水を」「水を」とうめき叫びながら死んでいった痛ましい霊に水を捧げて、冥福を祈り、あわせて世界恒久平和を祈願するために建てられました。刻々と変化する水形は、平和のはとの羽ばたきを形どり、鶴の港といわれる長崎港の鶴も象徴しています。
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松山町・岡町・橋口町の三ヶ町にまたがる丘の上にありました。現在の平和公園があるところです。敷地約2万平方メートル、庁舎面積1.3万平方メートルの広大な施設でした。爆風と火災により、一瞬にして全施設が全壊、全焼しました。所内にいた全員(134名)が即死しました。
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周囲の高さ4メートル、厚さ25センチメートルの壁は、このようにほとんど根元から倒壊し、炊事場の煙突1本を残して全壊しました。
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動員学徒、女子挺身隊、徴用工、一般市民の原爆殉難者の冥福を祈るために33回忌の1977年に建立されました。上には「長崎の鐘」が掲げられています。
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碑文「長崎の鐘よ鳴れ 長崎の鐘よ鳴れ 私達の肉親を奪った 私達のからだをむしばんだ あの原爆が いかに恐ろしいものであったか あの戦争が いかに 愚かなものであったか 長崎の鐘よひびけ 長崎の鐘よひびけ 地球の果てから 果ての果てまでも 私達の願いをこめて 私達の祈りをこめて」
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世界恒久平和のシンボルとして昭和30年(1955)8月の原爆10周年記念日に建立されました。制作は彫刻界の権威、北村西望氏です。高さは約10mあります。上方を指した右手は原爆の脅威を示し、水平に伸ばした左手は平和をすすめる姿、軽く閉じた目は、戦争犠牲者の冥福を祈っている姿を表しています。
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長崎原爆被災者協議会の運営するお店です。長崎の土産品などが買えます。平和公園の隣、岡町にあります。 |
原爆落下中心地の碑です。同心円の中心に建っており、原子爆弾が昭和20年(1945)8月9日午前11時2分、この真上約500mの地点で炸裂したことを表しています。手前には、原爆殉難者奉安箱があり、原爆で亡くなられた方の名前がおさめられています。 |