写真で見る日本の歴史
 トップページシリーズ飛鳥時代、謎の石造物鬼の雪隠・俎 0104鬼の雪隠・俎
飛鳥時代、謎の石造物をめぐって

鬼の雪隠・俎
onino-settin/manaita
所在地
奈良県高市郡明日香村大字平田 → 近鉄飛鳥駅または岡寺駅下車
コメント
霧が峰と呼ばれているこの一帯では、昔、鬼が通行人に霧を降らせて迷ったところを捕らえて俎で料理し、雪隠で用を足したという伝説があります。
もとは花崗岩の巨石を巧みに加工した古墳の石室であるとされています。底石である「鬼の俎」の上に蓋石である「鬼の雪隠」を重ねていたと思われます。大化2年(646年)の薄葬令にあわせてつくられました。
鬼の雪隠 鬼の俎
0103酒船石 0105石舞台古墳
(C)社会科ちゃん