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飛鳥時代、謎の石造物をめぐって

亀石
kame-ishi
所在地
奈良県高市郡明日香村大字川原
→ 近鉄岡寺駅下車
コメント
とてもユーモラスな顔で、愛嬌もありますので、飛鳥の石造物でも最も好きなもののひとつです。いつ、何の目的で造られたのかは分かりませんが、そんなことよりも超巨大な石でこんなかわいい芸術作品が造られたこと自体、驚きに値するというものです。
■亀石にあった説明板
伝 説

 むかし、大和が湖であったころ、湖の対岸の当麻と、ここ川原の間にけんかが起こった。長いけんかのすえ、湖の水を当麻にとられてしまった。湖に住んでいたたくさんの亀は死んでしまった。何年か後に亀をあわれに思った村人たちは、亀の形に石を刻んで供養したそうである。
 今、亀は南西を向いているが、もし西を向き当麻をにらみつけたとき、大和盆地は沼地になるという。
・・・・・・以上説明板による。
■亀石(いろんな角度から)
顔の部分アップ 裏側 しっぽの部分
0101猿石 0103酒船石
(C)社会科ちゃん