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 トップページシリーズ全国で出会える歴史人物トーマス・グラバー 0512倉場富三郎
全国で出会える歴史人物

倉場富三郎
KurabaーTomisaburo
グラバーの長男、外国と日本の橋渡しに努めた人物
生没年 1871.1.28(明治3年12月8日)〜1945.08.26
長崎
関係人物 Thomas-Blake-Glover(トーマス・ブレーク・グラバー)
グラバー・ツル(談川ツル)
中野ワカ
ハナ
本 名 Tomas-Albert-Glover(トーマス・アルバート・グラバー)

生涯

トーマス・グラバーと日本人妻のツルの長男として長崎に生まれました。倉場という苗字は「グラバー」からきています。

アメリカに留学し、長崎に戻った後はホーム・リンガー商会に入社しました。また、彼はグラバー図譜とよばれる魚類図鑑をつくりました。イギリス人と日本人の混血として生まれたこともあって、日本と外国をつなぐ仲立ちになろうと、「内外クラブ」という外国人との親睦団体をつくり、日本初のゴルフコースである雲仙ゴルフ場の設立に携わりました。

しかし、第二次大戦が始まってからはスパイの容疑をかけられたり、妻のワカが急死したりと不幸が続きました。そして、終戦直後、自ら命を絶ちました。遺言には、街の復興のために莫大な金額を長崎市に寄付するよう記されていました。

■グラバー園(長崎県長崎市)


グラバー園内にある「旧グラバー住宅」
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(C)社会科ちゃん