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山門 |
普明殿 |
鬼一法眼社 |
明治44年に再建、昭和35年に移築・修理されました。寿永年間(1182〜1184)の建立とのことですが、明治24年に焼失しました。向かって左側の扉は創立時のものとの事です。仁王門は俗界との境界とされています。
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ケーブルカー乗り場がこの中にあります。この普明殿内の山門駅から中腹の多宝塔駅まで所要時間2分で行きます。営業距離は207mで昭和32年1月1日から営業が開始されました。 |
鬼一法眼とは平安時代末期の伝説上の人物。安倍晴明や吉備真備と同じ陰陽師だったとされています。この鬼一法眼は源義経に六韜三略(りくとうさんりゃく)の兵法を授けた人物といわれています。 |
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くらまのつづらおり |
由岐神社 |
中門 |
山門から続く坂道。一キロほどあります。中腹までケーブルカーもありますが、途中にも見所が多く歩いてのぼることにします。清少納言が『枕草子』で「遠くて近きもの」といった坂道です。「遠くて近きもの。極楽、くらまのつづらおり、十二月のつごもりと、正月の一日と宮のべのまつり。」 |
毎年10月22日に鞍馬の火祭りが行われることで有名です。もともとは御所にあったとの事ですが、天慶3年(940)にこの地にうつされました。御所からの移動の際、道に篝火をたいて行列を照らしたことが、火祭りの起源とされています。 |
中門はもともとは仁王門の脇に立てられていたそうですが、参道の途中に移築されました。勅使が通る特別な門だったようです。 |
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寝殿 |
翔雲薹 |
本殿金堂 |
大正13年(1923)に平安時代の寝殿造を忠実に型どって建立され、翌年の貞明皇后行啓時の休息所ともなりました。昭和41年(1966)に増改築された後は、如法写経会の道場となっています。 |
中央の板石は本殿後方より出土。平安時代より鞍馬寺に伝えられ、現在も毎年8月1日から三日間行われている如法写経会の経巻を埋葬した経塚の蓋石です。二百あまりの遺物が発掘されました。 |
前庭の石畳は金剛床といいます。千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊がまつられています。本尊は秘仏で60年に一度しか見られません。また、本殿の地下は宝殿になっています。 |