歴史年表 |
665年 |
(天智天皇4年)乎智宿弥守興(おちすくねもりおき)によって創建。当初は法相宗。 |
830年 |
(天長7年)天台宗に改める。 |
1239年 |
(延応元年)一遍生誕。 |
1292年 |
(正応5年)時宗に改める。 |
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一遍誕生地の碑 |
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踊念仏で有名な時宗の開祖、一遍は源平の合戦で勇名を馳せた河野通信の子通広の次男として、延応元年(1239)にこの地で生まれたとされています。後に熊野権現に参り修業に努め、時宗を開き、全国各地を旅しながら踊念仏を通して浄土教を広めました。踊念仏とは、念仏にあわせて鐘や太鼓をたたいて踊ることです。平安時代に空也がはじめたとされていますが、その空也を崇拝していた一遍が、踊念仏をおこない、有名になっていきました。この踊念仏は、室町時代以降は芸能化して娯楽的色彩が強まっていきましたが、歌舞伎などもそれから生まれたもののひとつなのだそうです。 |
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